震災記録を残して東日本大震災を風化させてはいけない。防災は、震災を知ることから。
震災記録を残して東日本大震災を風化させてはいけない。防災は、震災を知ることから。

震災記録

知っておきたい被災ノウハウ

災害時の情報手段

被災時に役立つツール類

リンク

被災時の公衆電話の使い方

大きな被害が出た震災の場合には、携帯電話がつながりにくくなること体験されている方は多いと思います。つながったとしても相手側がつながらない、そもそもダイヤルする前にかけられない状態になります。便利にあたりまえに使っているだけに分かっていてもこの不便さから来る不安は大きいです。そこで災害時でもつながる公衆電話。NTTが回線の確保をしており、つながらないことがないのが公衆電話の特徴です。
アナログ公衆電話
災害時無料通話可能・災害停電時通話可能

*硬貨の入れられる公衆電話の場合*
通常の通り10円を入れて通話するか、
赤い緊急ボタンを押してダイヤルをする。
通話後に10円が戻ってきて無料通話になる。

*テレホンカード専用電話の場合*
赤い緊急ボタンを押してダイヤルをする。
デジタル公衆電話
災害時無料通話可能・停電時通話不可有

*硬貨の入れられる公衆電話の場合*
*テレホンカード専用電話の場合*

家の電話のように硬貨やテレホンカードを入れずに
受話器をとってダイヤルすれば通話可能
*アナログ公衆電話の場合、電話機の金庫がいっぱいになると通話できなくなります。
*グレーのデジタル公衆電話は、停電時バッテリー駆動なので長時間停電が続くとバッテリ切れで通話ができなくなります。
*通話中に停電になると切断され硬貨やカードが戻りますので、あらためてかけ直しが必要です。
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お湯がない時のカップ麺の食べ方

カップラーメンは熱湯ではないと食べられないと思っている方が多いのですが、災害に関係なく、好みであえて水を使って作って食べる人がいるほどポピュラーな調理法。もちろん、メーカーは水調理は推奨していませんが、水に浸して冷蔵庫で寝かして冷麺や冷やし中華のように食べる方もいます。
知っていると気にならない情報ですが、知らないと緊急時にチャンスを逃す事にもなりますね。
水でカップラーメン
<注意>
*袋入りの即席めんは水で戻すことができません。*とんこつ系や油脂の多いカップラーメンは味が極端に落ちる場合あります。
*あくまで非常時の食糧確保の一例と掲載していますのでメーカーが推奨する調理法ではありませんのでご注意下さい。
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津波から逃げる方法

津波と地震
★津波が発生したら、一刻も早く高台へ逃げてください ★
津波の伝わる速さは海の深さにより異なり、海が深いほど速くなります。ゆったり見えても沖合いではジェット機並みの速さで、陸に近づいてからも新幹線並みの速さでおそってきます。海岸で津波を見てからでは逃げ切れません。海岸付近で強い揺れを感じた場合や、揺れは小さくとも長い時間ゆっくりした揺れを感じた場合には、直ちに海岸付近から離れ、隣接しあわない5階建て以上のコンクリート建物か十分な高台に避難しなくてはなりません。さらに、津波の高さは海岸付近の地形で大きく変化します。津波が陸地を駆け上がったり(遡上という)、V字谷のような特殊な地形の場所では局地的に高くなることがあるので特に注意が必要です。津波被害から逃げる場合には、目視では遅く情報で動く事が先決だと言われています。また、津波来たらここに逃げる、などの事前の心構えも必要です。特に観光で訪れている場合には、宿泊先の方に聞いてみるなどの事前の情報が不可欠です。慌ててからでは為す術がないのと、震源地が近い場合、地震発生後3分とかのレベルで高速スピードで津波に襲われることもあります。足が早いとか遅いとか、運動神経の良し悪しではなく、前もって判断しておく備えが何より必要です。また50センチほどの津波であっても、人が立っていられなくなるほどの勢いがあります。津波が来たことを知ったら、津波の高さを問わず、直ちに高台へ非難することが大事です。
*画像は名古屋地方気象庁より抜粋


★津波の発生をいち早く確実に検知しよう★
兎にも角にも、津波が発生したことを迅速かつ確実に検知できるようにしておかなければなりません。そのため、津波情報を携帯電話のメールで受け取れるサービスを活用しましょう。ただし注意していただきたいのは、どれも必ず100%通知されるとは限らないことや、配信が遅延する恐れがあることです。そのためにも複数利用することが好ましいでしょう。以下にどのようなサービスがあるかを一部ご紹介します。

■各携帯電話キャリアの配信する緊急メール
各キャリアが無料で配信しているメールです。無料で利用できますが、注意事項がいくつか存在します。詳細は各キャリアのHPでご確認ください。緊急メール
NTT docomoをお使いの方
auをお使いの方
Softbankをお使いの方

■各都道府県が配信する防災メール
各地方自治体が無料で配信しているメールです。メールアドレスを登録することで、地震情報や津波情報をメールで受け取れます。お住まいの場所が対応しているかは、各自お住まいの自治体へご確認ください。

■企業が配信する緊急メール
有料ですが、企業が配信しているメールもあります。携帯電話のメニューサイトやWEBから各自ご確認ください。


★予め避難経路を確認しておきましょう★
落ち着いて速やかに避難するためにも、どのルートで避難すればよいのかを予め確認しておきましょう。 また避難する経路を選ぶ際には、以下のことも注意しておくとよいでしょう。

1)徒歩での避難を前提として、経路を選択しましょう。車や自転車で逃げようにも渋滞の可能性や、道路が陥没していて危険である可能性があるからです。
2)河川の近くを通るのは避けましょう。津波は河川をさかのぼってやってくるため、非常に危険です。
3)できるだけ遮蔽物が少なく、広い道を選びましょう。地震により倒壊の危険性があるため危険です。
4)夜間・停電時でもわかりやすいよう、目印が多い道を選びましょう。
5)避難経路に高階層の鉄筋コンクリート製建築物があるかを確認しておきましょう。避難中に浸水が始まってしまった場合、そこへ避難するためです。
6)避難経路が決まった場合、実際に歩いて確認をしておきましょう。

また自治体によっては、浸水ハザードマップを用意しているところもありますので、予め確認し、避難経路を選択する際の参考としましょう。 また、各地方自治体で指定されている津波避難所がありますが、東日本大震災ほどの大規模震災では機能しなかったところも多数ありましたので、十分に注意してください。
津波避難所

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初期の揺れの違いで震度を推測

筆者の経験上、細切れな縦揺れが長く続き一旦落ち着きを見せるような場合には巨大地震の身構えが必要です。また、阪神淡路大震災を経験された方は、揺れが来るまでに地鳴りが聞こえたという方がいました。人間は危険を回避する能力を脳に委ねています。目や手足が勝手に導くことはありません。脳は、感覚から入る情報を予め見聞きした記憶にアクセスしシナプスで組みわせ判断し神経に伝達することが脳の仕事です。ですから知らない情報や生命にかかわる重要情報が次々に来るとパニックになり脳が思考停止してしまい神経への指令がにバラバラになり、単純行動や想像もつかない行動になります。特に地震などの天災は生命の誕生から背負わされている「危険」ですので、初動地震に対する事前の心構えによる備えは大事です。

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灯油でディーゼル車は走行できる

実はそうなのです。ディーゼルエンジン車は、軽油と組成が似ている灯油を入れて走行させることが可能です。日常的に100%灯油だとエンジン内を綺麗地震・トラックにする潤滑添加剤を入れないと後々エンジンに支障は出てきてしまします。地震・トラック災害にあい避難や救援物資を輸送するときに、スタンドの閉鎖、品切れ等で軽油の調達ができない場合の緊急策としての知恵程度で認識してください。なぜなら、灯油を入れて日常的に車を走行させることは脱税行為で違法行為になるからです。被災時だからといって無罪になることもありませんが、生命の危機にさらされているときに生き延びる上で知っておいたほうが良い知識のため掲載しています。
<注意>エンジンの構造上、軽自動車も含むガソリンエンジンは灯油では走りません。詳しくは割愛しますので知りたい人は調べてくださいね。
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電車の中の震災の実態

閉鎖された空間なので電車の中だと危険と考えパニックになりがちですが停止している列車内は、電車の構造上免震の建物と類似しており、空気ばねが揺れを吸収し地上で感じる揺れより軽減されます。ただし走行中の場合は脱線の危険はあります。また、山沿いや海沿いなどの場合は、津波や土砂崩れなどの外的要因の災害には太刀打ち出来ません。特に横からの衝撃には大変弱いのも忘れてはなりません。

↑東日本大震災直後の山手線での動画がありましたので転載しました。
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断水時は簡易トイレを作る

被災で断水を経験された方は、トイレにかなり困ったとのことです。我慢する方も多くいらっしゃったようで、病気に原因ともなったそうです。そこで簡易トイレの作り方について説明します。
トイレ

■必要なもの
・段ボール箱 or バケツ
・ビニール袋
・新聞紙
・消臭スプレー or 猫のトイレ用砂

■方法
1)二重にしたビニール袋(ポリ袋のように強度が高いものであれば、1枚でOK)をゴミ箱やバケツなどに取り付ける
2)くしゃくしゃにした新聞紙をできるだけたくさんバケツの中へ入れる
3)排泄したら、消臭スプレーをかけたり、猫のトイレ用砂を投入する

これだけです。フタをしておくと、精神的にも少し楽でしょう。

Skypeならば緊急時も通話が可能

Skype 緊急 電話この度の大震災でもそうでしたが、有事の際は携帯電話がほとんど使用できなくなります。通信量が膨大になることにより各キャリアがその量の制限を行ったり、倒壊や停電などで通信施設が使用不可能になるためです。しかし、Skypeは通常通り使用可能だったといいます。是非Skypeで連絡を取りましょう。パソコンもしくはスマートフォンを持っており、Skypeのアプリケーションを入れている方同士であれば、簡単にはじめることができます。その場合は通話料も無料となるため、緊急時でなくても非常にお得です。
Skypeのアプリケーションは以下のリンクよりダウンロードできます。

Skype ダウンロード



注)パソコンまたはスマートフォンの機種によってダウンロードの方法が異なります。詳細はリンク先にてご確認ください。

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簡易おむつ・生理ナプキンの作り方

簡易おむつ ナプキン 作り方震災時に不足しやすいおむつ、生理用品ですが、身近にあるもので代用品が簡単に作れます。これひとつで兼用できますので、いざというときのために覚えておくと安心でしょう。

■必要なもの
・レジ袋
・タオル

■方法
1)レジ袋の取っ手部分両方、袋の側面両方を切ってレジ袋を開く
2)開いたレジ袋にタオルを敷く
3)袋の取っ手部分を腰付近で結び合わせて固定する

以上です。是非試してみてください。

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緊急時に脱水症状となってしまった場合

経口補水液 作り方下痢や嘔吐などで脱水症状になってしまった場合、経口補水液を飲むことで素早く水分補給することが可能です。経口補水液とは、最も体に吸収されやすい比率で、糖分と塩分を含んだ水のことです。非常に簡単ですので、作り方を覚えておきましょう。

■比率
以下の比率で作ればOKです。
・水1リットル
・食塩3グラム
・砂糖40グラム

これは被災時以外でも役に立ちますので、覚えておいて損はないでしょう。

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